Tensorflow+Kerasを動かすローカル環境を作ってみた

2019年1月20日

前提

・Windows10 64ビット版である事（32ビット版だとTensorflowが動きません）

Anacondaのインストール

AnacondaのサイトからAnacondaをダウンロードします。
今回は「Python 3.7 version」の方をダウンロードしました。

Tensorflowの環境構築

1.Anacondaのインストールが完了したら、スタートメニューから「Anaconda Navigator」を起動します。

2.Anaconda Navigatorが起動したら左側のメニューから「Environments」を選択し、「Create」を押下します。

3.Nameに適当な環境名を指定し、Pythonは3.7を選択して「Create」を押下します。

4.Anacondaに環境が追加されたら、▶ボタンを押下して、「Open Terminal」を選択します。
もしくはスタートメニューから「Anaconda Prompt」を起動して、activate [Nameで指定した環境名]（環境から抜けたい場合はdeactivate）

5.ターミナルが起動したら以下のコマンドを実行して、Tensorflowをインストールします。

conda install tensorflow -y

GPU版をインストールするには以下。(GPU版はPythonを3.6にしないと動きませんでした。)

conda install tensorflow-gpu -y

これでTensorflowのインストールは完了です。

エディタについて

Anaconda NavigatorからJupyter Notebookをインストールして使うか、
Vs CodeからAnacondaの環境に繋ぐのが良いと思います。

Vs Codeからの繋ぎ方はPythonの拡張機能を入れて、Vs Codeの一番左下の「Python 3.x.x 64-bit」みたいなのが表示されている部分をクリックすると切り替えができます。

補足

Tensorflowのインストール時に、以下のようなPythonをダウングレードするメッセージが出ました。

The following packages will be DOWNGRADED:
    python:              3.7.2-h8c8aaf0_0            --> 3.6.8-h9f7ef89_0

これはconda installがパッケージの依存関係を調べて、
Tensorflowのバージョンに合ったPythonにダウングレードしてくれたみたいです。